先ず、大物(悪者)を相手にすれば、
① 癌手術後の腫瘍マーカー(PSA値)の推移、
② 大動脈拡張の経過観測と高血圧管理(纏めて動脈硬化)
が両横綱クラスですが、
①は既に2004年4月15日から、丸7年経過
済みで、PSAが0.013(更に良好なときは、0・008だった)、半年ごとの
調査が既に先日終わって、6月24日に結果を聞くことになります。
この方は、もう、横綱クラスに悪役の資格はなく、今や幕下クラスのおとなしい
ものになったと判断しても先ずはOKでしょう。
②の略して動脈硬化グループは依然として悪役の貫禄は十分ですが、
何といっても、血圧変動がここ1年、安定軌道に定着しているので、
この状態が維持でき、従って胸部上向大動脈瘤の直径が7年前の47mm
と大きく変化がない横ばい状態で推移している以上、この貫禄十分な悪者も
しばらくは悪足掻きをしないだろうと推量しています。主治医のこの春の
診断からも、この推量はあながち的外れでなさそうです。
この大物の2悪役が問題ないから、健康状態、小康をえていると涼しい顔をしておれるのです。
さて、以上の概観にはタイトルにコメントの除外事項があります。
この6月9日の精密検査がそれに関係しています。
①の患部に近い泌尿器の関連ですが、ここ2年ほど、実は更に前の10年前から、定期健診やホームドクターで時折り尿検査結果に潜血反応ありの指摘がありました。いずれも精密検査(顕微鏡観測)で、問題なしで済まされ、
前立腺癌摘出手術の2004年までは、前立腺に注目が行き、潜血反応(いつもプラス3でした)は、問題にされず、最近の大病院での経過観測でも、潜血を主治医も多分、認識はしたでしょうが、フリーパスで済まされていました。
ホームドクターは専門医ではありませんが、プラス3を何時も気に掛けて
もらい、先月、大病院でそのことを主治医に問いかけてたところ、
「それでは精密検査しようか」という何時もの、何処の医療機関でも流行の「インホームドコンセント」やらで=つまり「治療、服薬などは患者の好きなようにさせる」方法で、小生の同意を得て、この6月9日の検査を受けることになったという経緯があります。
長い説明になりましたが、かつては顕微鏡を覗きこむという「ちゃちな精密検査」で診断して問題なしで済んでいましたが、今度は大掛かりな検査でした。造影剤に血管に注入しての所謂、血管造影によるCT撮影、レントゲン撮影という内部被曝(?)を覚悟させられての大・精密検査を受ける羽目になったのです。近く6月24日に宣告(?)を受けることになります。
この除外事項が、「想定外」の悪魔の呼び込みになるか否や、
神のみぞ知るです。既にその可否は大病院のフィルムの中に保存されて
いるのですが。またまた、俎板の鯉です。じたばたする気にもなりません。
この達観した心象の図太さも、加齢現象のなせるわざでしょうか。
家内も、同じ心境でいてくれるので気が楽です。その結果は6月24日の投稿にご注目下されば幸いです。
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