解離性大動脈瘤は、突然の激痛で発症する重篤な疾患。放置すると24 時間以内に25%、1週間以内に50%、1ヶ月以内に75%、1年以内に 90%が死亡するといわれているゾッとするほど怖い病のようです。
この疾患の宣告は、あの世への一里塚、いや競馬でいえば、昔、テンポイントが骨折したホームストレッチに差掛かったことになります。解離の部位と広がりにより、多彩な病態を呈することを念頭におき、迅速かつ的確に対応することが、大切であると云われています。
さて、私の場合は、「解離性ではない」と診断され、当座は心配がないようですので、あまり取りこし苦労はしない事にします。「解離」とはご縁がないと涼しい顔を、取敢えず、演じています。しかし、自己の生命維持管理のリスクマネージメントとして、本当に「涼しい顔」をしていて、良いのか? 安閑としていて良いのか、もう少し突き止めたい気持ちがします。これは怖いもの見たさの心境に通じます。
つまり、「解離性」でないという診断が、近未来に「解離性になる心配は皆無」という保障があるのか、リスクはないのか?別の機会に研究して見たい衝動に駆られます。こうなると、一種の知的興奮にも似たハイテンションです。あまり暗い気持ちは持ち合わせていません。併せて、上記の「解離性」解説では、病理の構造が、伝わってきませんので、も少しわかりやすい解説資料を探して見ます。 さらに、「動脈瘤」は今後、「太りこそすれ、細ることはない」という医学会の一般常識は尊重するとしても、何らかの改善要因の継続で、疾患部位の劇的快癒とは云わないまでも、定説を覆して、「増幅」が止まり、若干でも「縮小」する奇跡は、起こらないものでしょうか。新興宗教の神憑りを言うのではありません。世の中の科学技術に、この定説をひっくり返すパワーを信じたいから。いまの医療の哀れな環境からすれば、やっぱり「神頼み」なのかもしれませんが。せめて、動脈瘤がこれ以上太らない方に賭けて、適度な運動、適切な食餌療法、血圧降下など、コツコツと続けたいと思います。「継続は力なり!」 これも、旧約聖書の文言ですが。